おたくのひとりごと

推しが幸せなのが1番

8.6 最前に入った話

 

こんにちは。

先週今週と2つの現場を見送りました。同担は行けてるのになんで私は現場にいないんだ…と同担のインスタを見つめる日々です。私が行けない現場に限って推しのビジュがいい。虚しい。

Twitterをやっていた頃は「行くの!?またレポとか感想とか聞かせてね」と同担が言ってきて、DMにまでクレクレしに飛んでくる人がいたのだけれど、あれって他の人間から聞くだけで虚しくなりません…?面倒臭いオタクなので自分の耳で推しの言葉聞けないとやだし、自分の行けなかったイベの話なんて他のオタクから聞きたくないくそーーーーーーーー!!!!って感じです。行けなかったイベントは推しが新たな歴史を紡いでいると認識しながらも、脳内から抹消します。子どもかよ。

 

 

さて、そんな悲しみに打ちひしがれている私だが、先週ついに最前デビューを果たしたためここに記しておこうと思う。

ついにとは言っているが実は約5年前、好きになったばかりの頃のリリイベで最前に入ったことがあるのだ。しかし、あの時の最前は早く自分の番が回ってくるだけのよくない早番だったためカウントをしていない。

 

7月の終わりに以前いつかのブログで触れた推しとその相方が出演しているゴミ番組の公録へ行ってきた。整理番号が2桁だったため、2列目くらいには入れるかなと思って入ったら案の定2列目に入ることが出来たため、ぼんやり始まるのを待っていた。

するとなんと1列目にいた相方推しの方が1歩ズレてくださって、「空いてるので良かったら横に来て下さい!」と言ってくださって…神様ってこんな身近にいたんだ…。ありがてぇという気持ちでいっぱいになりペコペコしながらも横にお邪魔すると、なんと最前(当たり前)

 

ぼっち参戦な上に、Twitterを先日消してしまったため、誰もいない独り言をつぶやくアカウントに永遠にやばいやばい死ぬと呟き続けていた。するとそれを察してくれたのかまたまた隣の神様が話しかけて来てくれた。

話していると神様はどうやら相方の新規のようだった。同担の新規はあまり好きではないためムッとなってしまうのだが他担なら気にならないので、始まるまで神様と最前緊張しますね〜とかなんで推しを推しているのかとかの話題で盛り上がった。

 

公録が始まればただただ思ったことはこれ。

推し近すぎ(昇天)

近すぎて最初はパニックだったのだが、次第に落ち着きを取り戻してずっと推しを眺めてニコニコしていた。全国にブスのニヤケ顔が放送されると思うと今から胃が痛い…ごめんな…。あとたかが公録だしヘアメもカラコンも忘れちゃったけどいっか、とめちゃくちゃ手抜きで挑んでしまった。申し訳ない。

 

中でもあ〜〜〜〜!!!となったのが、企画中にチームに分かれ競争をしていたのだが、推しのチームに不正をしてる人がいてファンがそれを指摘しまくっていた。私もそれに乗っかって、「○○してあげたらどうでしょう…?」と声を上げてみると推しがこっちをじっと見ていた。やば、出過ぎた真似をしてしまったと思った瞬間には推しが私の方を見て「大丈夫、俺が隠すから!」とドヤ顔で言ってきたのだ。

初めて大勢のオタクがいる中で思い込みとか勘違いではなく、推しの視界に自分が捕えられた思える出来事だった。ありがとう世界。

 

あともう一個いい事があった。

コーナーの中にボールを投げる物があったのだが、最前ではオキニでもないし絶対取れないな〜と諦め半分で投げる姿もかっこいい推しをぼんやり見つめていた。すると隣の神様が推しが投げたものをどうやら取ったようで、それをずいっと私に差し出してきて、「よかったら推しさんが投げたボール貰ってくだい!本命推しの人が持ってた方がいいので!」と言ってくれた。神様…一生ついていきます…。

余談だが、神様はその後前の方には投げない推しからまた直接ボールを貰っていた。いつもなら呪いをかけん勢いで心の中で妬みまくる私だがこの日ばかりは隣の神様に素直に直接貰えたことに対しておめでとうございますと言うことが出来た。だって神様だから推しからそれくらいのプレゼントがあっても当然だと何故か納得してしまったからだ。あとこの場面で妬むとか罰当たりすぎる。

 

公録はいくつかのコーナーをこなし、無事に終了した。今回の公録での幸せエピソードは全て隣になった神様のおこぼれである。あの後連絡先を交換することも無く、お疲れ様でしたと言い合いお別れした。その場で隣になったから、出会ったからとTwitterで繋がるという流れがあまり好きではない。というか前に私のことを一方的に知っている人がいて、名乗った時点でのその相手の反応が気持ち悪くて不快な思いをしたことがある。こういう現場でさようなら出来る関係は身軽でいいと思うし、一期一会の出会いっていいなって久しぶりに思った。

この先一生最前なんてないんだろうなと思うと少し切ない。またご縁があればいいな。何がともあれお疲れ様でした。

 

 

公録後にはついでに推しの相方のライブが無料で見れたので後ろでのんびり見ていた。相方のライブはこれが初めてではなく、3つ前のツアーの大阪公演にお邪魔したこともあるし、声質が好きで音源を買ってるし、なんなら推しのライブのゲストとしてよく来るためいつも通りっちゃいつも通りだった。

 

相方は今月末にアニバーサリーライブを開催するため、新譜を発売した。その場でその中から2曲披露されたのだが、ほんっっとにめちゃくちゃいい…。

相方の性格は置いといて、歌声と演技は割と好きなため進んで聞くしチェックしているのだが、今回は本当に良くて。普段相方のファンのことなんて全くと言っていいほど何も考えないのだが、こんな素敵な歌を記念すべき日に歌ってもらえるとか相方のオタクすごい幸せだな…?と柄にもなく思ってしまった。どこに向かって言ってんだよって感じである。

 

私は狭い自分の世界でしか生きていないため、推しとそのオタクくらいにしか注目してこなかった。しかし視界を広げて見てみれば、他担は各々の推しからめいいっぱい愛を受け取っているのだなと感じることが出来た。貶し愛が多いようなおたくでも、リアコを多く飼ってる人のオタクでも、推しをかわいいと愛でまくる系統のオタクでも、どこのオタクも、自分の推しから愛を送り、そして受け取るという素敵循環で成り立っているのではないだろうか?

 

 

 

10月の現場のチケットを無事GETすることが出来た。この時期は例年個人的な事情で忙しいのと毎年この公演はチケット争奪戦が激しすぎるため取れなかったのを言い訳に参加を見送ってきたが、今回やっと参加することが出来そうだ。何故か1枚しか取る気が無かったはずなのにいつの間にか2枚手元にある。あれ、おかしいな…。何がともあれ今から1ヶ月会えないため手元にあるチケットを心の支えに毎日頑張って生きたいと思う。